
横浜市を中心に26年間、地域に根差した事業を展開してきた太田不動産。創業者が築き上げた強固な地盤と「目の前の人に誠実に向き合う」信頼を継承しながらも、今、異業種出身の太田啓斗(おおたけいと)社長のもとで、かつてない大きな変革期を迎えています。
「売上100億円」という目標を掲げ、不動産の枠を超えたビジネスモデルの創造、組織のアップデート、そして地域社会の未来を見据えたまちづくりへの挑戦を本格化させる太田不動産。
この変革の渦中で、社長の「右腕」として経営戦略の企画、立案、実行を一手に担う、初の経営企画メンバーを募集します。創業26年の安定基盤を持ちながら、この会社は**“完成された会社”ではありません**。あなたの経験を全て活かし、「成長余地」を最大限に楽しめる環境があります。
今回は、太田社長に、異業種から不動産の世界へ飛び込んだ経緯から、目指す未来、そして新しく迎える経営企画メンバーへの期待を伺いました。
ーーご自身と会社のこれまでについて教えてください。異業種からの挑戦だったそうですが、不動産業界に持っていたイメージ、また、不動産業界に入って感じたギャップは?
太田啓斗社長: 創業者は父ですが、私自身はこの会社を継ぐと思って生きてきたわけではありませんでした。父の逝去に伴い事業を承継し、代表に就任しました。
異業種から見た不動産業界は、休日のリズムが他と異なり、古い文化が残っている。そして扱う金額が大きいというイメージが強かったですね。世間的にも「押し売りされそう」「信用できない」といったイメージがあるからこそ、私たちは**「不動産屋っぽくない不動産屋」**を目指し、そのイメージを打ち破りたいと強く思っています。
実際に入ってみて感じたギャップは、不動産が非常に広いということです。特に地場に密着した不動産は、地頭やロジックだけで仕事ができる世界ではない。どこから情報を仕入れるか、情報元はどこか、といった駆け引きも非常に大きい。
一方で何より面白く感じたのは、不動産が「まちづくり」そのものだということです。戸建て一つをどう設計し、どうコミュニティを形成するかで、身近な街の風景や人々の暮らしを変えられる。行政と組むような大きな話でなくても、地元での不動産という仕事には、まちづくりの余地がまだまだあると強く感じています。

太田不動産本社のエントランス